フレクトゴン Flektogon 20mm/F4 EXAエクサクタは見た目最強説
先日良い巡り合せがあり、ずっと気になっていたFlektogon 20mm/F4を手に入れられました。
今回はそんなフレクトゴンについて語ってみようかと思います。
Flektogon 20mm/F4のスペック
レンズ構成:6群10枚
視野角:93° (35mm full frame)
絞り値:4-22
マウント:M42, EXA/Exakta
絞り羽枚数:6枚
Weight:320 g
フィルター径:77mm
最短撮影距離:0.16m
EXAマウントについて
状態も良く綺麗なレンズだけどマウントはEXA(エクサクタ)という事もあって安かったです。こちらのFlektogon 20mm/F4は22,000円位で入手できました。
良く出回っているM42マウントじゃなくても、平気です。
EXAのマウントアダプター持ってますから。
エクサクタとM42で比べてみると
エクサクタの方がかなり安く取引されているようです。
理由は最近の一眼レフに着けるのにエクサクタは選択肢が限られるというのがあるのかも。
この前試しにEOS-EXAマウントを買ってみたらマウントに
このレンズはつきませんでした。残念なことにレンズのでっぱりが当たってしまってアダプターにはまりません。
なのでサブカメラのCANONのEOS Kiss X4では使えませんでした。
しかしボクの主力カメラSONY α7Ⅱならアダプターとの相性も良くしっかり付けられました。
ああ、付いた良かった。と思ってふと見ると
ん?
黒ベースに重厚感のあるα7Ⅱのボディから放射状に伸びるゼブラのレンズ。
マウントアダプターも一部のゼブラ柄で完璧にフィット。
エクサクタのシャッタースイッチも良いアクセントになっている。
こ、これは・・・。
やばい、かっこよすぎる。
まさに際立つ個性。
こんなの持っている人見たことない。と一人で感動してしまいました。
下の写真の標準ズームと比べてみると一目瞭然、圧倒的にかっこいいです。
これ持っていたらかなり目立ちますね。目立つなりに、自分もカメラに負けずに服装とか立ち振る舞いを意識したいものです。人ごみ苦手なんだけど。
というわけで見た目でかなり満足だったのですが、当然写りも気になるので数少ない仕事の休みを利用してテスト撮影してきました。
Flektogon 20mm/F4 EXA作例
買い物帰り、軽く20分程度近くの山に入ってみました。
田舎なので、国道や県道を外れるとこんな山道に入ることが出来ます。撮影のためじゃなかったら、こんなとこ絶対こないな。と思いながらもファインダーを覗くと広角レンズだから当然なのですが視野の広さに驚きます。
最短撮影16cm。フレクトゴンらしく被写体にかなり寄れました。
次には日曜日の早朝に行った思い出の海岸です。
無限遠で全体的にピントを合わせた作品にしたかったのですが
あとで見ると、どうもピントが合っていませんでしたね。手持ちだったからブレてしまったのかもしれません。全然ウデが足りないと思いました。*調べたら他のブログにも同じような事が書いてありました。そんなものなのかもしれません。
この公園写真はお気に入りです。自分なりにうまく撮れたと思いますが、やはりボクの作品は悲しみに満ちています。
人間の真ん中は悲しみでできている。ボクの持論です。どうでもいいけど。
最後、やっぱり神社に行きたくなり近くの神社に行きました。
この、神社という場所に漂う空気が止まっているような感じが好きです。日常生活は目まぐるしくって付いて行くのがやっとすぎて、こういう所で一人佇むと思考がクリアになってきます。
目先の足元を見るのではなく、少し離れて自分の人生を見れる。もっと言ってしまえば自分の人生さえも飛び越えて、宇宙から全体を見渡す事が出来るような気持ちになります。
神社とカメラとオールドレンズ。そんな抽象思考のトリガーかもしれない。
まとめ
今回は日曜日の朝、Flektogon 20/F4を持ち出してふらりと出かけてきました。懐かしい景色をこうして大きくなった自分と、カメラを手に歩く時間がとても貴重なものに思えました。
少しクセを感じるレンズでしたがこの見た目のカッコよさは持っていて嬉しくなります。また今度、手に取り懐かしい景色を切り取ってきたいと思います。